おふざけ小話シリーズ1
①華ちゃんがお給仕してみた!対象:かなとう
華「透矢様、翔湊様。お茶と軽食をお持ちしました。六種類の魚介類を使ったカナッペです。こちら、タプナードは鰯塩漬アンチョビと黒オリーブのペースト、スモークサーモンのサワークリーム和え、アボカドとエビのレモンソース、蟹クリーム、エスカルゴバターのバジルソテー、カレイとフレッシュチーズを共に揚げたフリットでございます」
透「……お……おさかなのともだちがいっぱいだな」
翔(可愛さにもだえる&紅茶を吹き出しそうになるのをぐっとこらえる)
②Q.アメリア様が作った料理はなぜマズいの?
ア「何故って、教えてもらったことも、やったことも無かったからだけど。それでも私、最低限の知識はあるのよ。料理ってのは食材を煮たり焼いたりするもので、生だとお腹壊したりして危ないって」
華「それで念のためにと煮すぎたり焼きすぎたりして、丸焦げ状態になってしまうのですね。それほど食べるひとのことを思ってくださるなんて、アメリア様は本当にお優しい…」
ア「それに、水が熱くなったらお湯になるのも知ってるわ。だからちゃんと、ポットが熱々になるまで待ってたもの」
華「アメリア様は賢いのです。ポットの状況を見て判断したらそうなりますものね。外側の鉄よりも中の水はあとから温まるなんて、やったことが無ければ分かりませんし」
ア「味見って……何? 食事時間の前に、台所でつまみ食いしろってこと? ……そんな品のないことはできかねるわ……」
華「さすがアメリア様、いじらしい!」
葵「……二人とも、この会話は本気でしてるのかい?」
A.そのうち上手くなるんじゃないですかね。
小説読んでて好きな表現あったから、質問してみた!をさせてみました。これからも定期的に華ちゃんのお給仕と質問してみた!は小話として書こうと思います。